自然にかえる子育て

今日はシュタイナー関連ではないのですが、シュタイナーの学びにも通じている本の紹介。

真弓定夫先生の『自然にかえる子育て』という本。出産するまで、陣痛の痛みのことばかり考えていて、出産後のことをほとんど調べてなくて、あたふたしていた頃に出会った本。

 

自然にかえる子育て―医者から学ぶ「医者いらず」

自然にかえる子育て―医者から学ぶ「医者いらず」

 

 

妊娠中にビビっていた陣痛は微弱陣痛で、全然痛みがなかったのでした。

そのあとの長引く悪露や慣れない育児のほうが大変だったのでした・・・

 

赤ちゃんのことホントに何も知らなくて、予防接種も不安に思いながらも受けなアカンもんと思ってた節がある。

初めての予防接種であるBCG接種をしたあと皮膚がただれて、漠然としていたものが危険認識に変わったのでした。

 

妊娠する前に自然療法的なモノにたくさん出会い、しかし妊娠中に長引く悪阻で、すっかり自然療法的なモノを忘れてしまっていました。でも、再びそこに戻り、図書館で真弓先生のことを知りました。真弓先生のこの本は、手元に必要と思い購入し、今でも手元にあります。

(予防接種に関しては疑問に思いつつも、そのあとも3種混合を2回打ったのだった。)

 

真弓定夫先生に是非一度お会いしたいと思い、滋賀であった講演会にも行ったし、真弓先生の他の本も何冊か購入し、その後何年かして真弓先生のDVDが発売になり、即購入しました。と、いうほど私は真弓先生の大ファン。

 

 

p.11 子どもの能力の方が大人よりも高いのだという認識を、医者だけではなく学校の先生や保育士、栄養士さんが持っていなければならないのです。

 

p.12病気は治すものではありません。治るものなのです。また、それ以前に日常生活をきちんとしていれば病気にならないはずなのです。

 

p.13大切なのは知識だけではなく、長年にわたって培われてきた知恵なのです。

 

p.15子どもが自分で病気を治す方法で一番いい方法は、体温を高めることです。

 

読んだ当時は、アメリカの占領下にあった日本人を無力化にするために牛乳や欧米化を日本に取り入れたという箇所が衝撃的でした。

でも、今になって本当にアメリカは日本人の気質や文化を研究したんだと思います。日本の今の現状をみて、私も無力化が進んでいると感じます。

取り戻すためには、知恵を取り戻すことが必要なのではないでしょうか。