三度にわたって誕生する
昨日に引き続き、『霊学の観点からの子どもの教育』を読んで。
0歳から7歳までの7年間に、物質体と結びついた外面的な感覚が解放されるように、7歳から14歳までの7年間に、エーテル体と結びついた習慣や記憶力や気質などが確立されます。そして14歳から21歳までに、アストラル体と関わる批判的な悟性が確立され、子どもは周囲の世界との関係において一人立ちできるようになります。このような観点に立つと、私たちは、それぞれの人生の時期にふさわしい特定の教育原則を編み出すことができるようになります。
三度にわたって誕生するというのは、まず母体から生まれる、歯の生え変わりとともにエーテル体が生まれる、性的に成熟するとアストラル体が生まれるということ。
7歳までは、おもな肉体の器官が発達する時期。
子どもが見たり、知覚したりするものをとおして、どのように子どもの感覚に働きかけたらいいのか?ということが重要である。
この時期の子どもは模倣の衝動があるから、大人は子どもが真似てもよいお手本となる必要がある。
子どもに向かって何かを命令したり、禁止したりしても効果はない。
この時期の大人の覆いがどれだけ重要か!って、再度。
喜びや楽しさは健全な素質の基礎となる。喜びや楽しさは、健全な器官を形成する。一方、喜びや楽しさ以外のものが子どものなかに流れ込んでくると、それは病気のもとになる。子どもをとりまくあらゆるもののなかに、喜びと楽しさの感情が息づいていなくてはならない。
この時期の親が、これを知っているか知らないかによって、あとの成長が健全に育つか、そうでないかにわかれる。
あとできるだけ、素朴なおもちゃを与えること。
なぜなら子どもの想像力が働くから。
この時期の子どもをもつ親御さんは、ホントにホントにこの時期は宝物なので、大切にすごしてほしいです。
明日は、7歳からの発達について書こうと思います。