この台風のなか

今日は玉置浩二のコンサートへ行ってきました。

 

 私は玉置浩二のファンではない。

80年代のヒット曲の頃、90年代に『田園』がヒットした頃、ドラマ「こんな恋のはなし」を視聴した記憶が最後。

今、現在どんな風なのかも知らず、田園を久々に聴きたいなぁとネット検索したら、たまたま行ける範囲でコンサートがあることを知り、チケットを取った。

席もまぁまぁ良い席だった。

ステージに出てきたご本人を見てびっくりしたのは、すごく歳を重ねられたんだなぁって。私が最後にドラマで見たときとは、まるで浦島太郎のお話のようなくらいおじいさんに感じてしまった。

人は老いるんだってこと。

でも、見た目はそうだとしても声量と声の質は素晴らしかった。

少しさみしかったのはメンバー紹介のみでMCがなかったこと。

面白い人のイメージがあったので、どんなトークが聞けるのか楽しみにしてたこともあり。

コンサート中なぜか、20代の頃の恋愛について思い出した。

あー、まだ出しきれてへんかった感情がここにもあったわ・・・

感情解放ーー。

もう出しきったと思ってたけど、まだあった。

思い出させるためのコンサートだったみたい。

そして、人生は思った以上に短い。私もいつか死ぬってこと。

タクシーなくて、大雨強風の中を歩いて帰ってきたけど、こうやってコンサート行けて、こうやって歩けるって感謝やなあって。

私のことを気にかけてくれる人がいて。

ホント、恩恵を受けてるときは気付けないな。

そんなこと思いながらビショビショになって、無事帰宅。